エレキベース

エレキベース初心者練習

バンドの中でのベースの役割は、低い音程で曲を構成するルート音を正確なリズムで弾く事です。
ベースはドラムと共にリズム隊なので、正確なリズムをとりながらメロディーも出さなくてはいけないのです。メロディーが生きるかはリズム次第です。なので、しっかりとリズム練習をしましょう。

リズム練習
メトロノームを使って繰り返し練習することでリズムがしっかりしてきます。テクニックと言うよりも体でリズムを覚える(つかむような)感覚です。最初はゆっくりから始めて少しずつ速くして、最終的に原曲の速さで演奏できるようにしましょう。

左手の練習
初心者は左手の薬指や小指は開きにくいし、動きにくいものです。これは繰り返し練習することで改善されます。最初は右手のピッキングは無しで良いので、ゆっくり確実に押さえられるようにしましょう。左手が慣れてきたら右手は簡単なダウンピッキングにして少しずつテンポアップするようにしましょう。

左手のテクニック
ハンマリング・オン、プリング・オフ、スライド、チョーキング、ビブラートなど、左手によるテクニックもあります。

ハンマリング・オン
指で弦を叩いて音程を変化させるテクニックです。

プリング・オフ
ハンマリング・オンとは逆に指を弦から離して音程を変化させるテクニックです。
弦をひっかくようにして指を離すようにします。

スライド
指をあるフレットから別のフレットに滑らせて音程を変化させるテクニックです。

チョーキング
弦を押さえている指を持ち上げたり引き下げたりして音程を変化させるテクニックです。

ビブラート
弦を上下にゆらして音程を変化させるテクニックです。

右手の練習
エレキベース奏法でも紹介していますが、奏法にはピック奏法、ツーフィンガー奏法、スラップ奏法があります。

ピック奏法
ピックで弾く方法です。

ツーフィンガー奏法
人差指と中指で弦を弾く方法です。

スラップ奏法
右手の親指で3弦、4弦を叩くサンピングと1弦、2弦を引っ張るプルのコンビネーションで音を出すテクニックです。

スラップ奏法は高度な技術を要するので初心者はピック奏法かツーフィンガー奏法から始めるのがベストです。

練習曲はリズムが速くない曲、弦移動が少ない曲からはじめる事をオススメします。

エレキベース奏法

ベースの弾き方にはピック奏法、ツーフィンガー奏法、スラップ奏法がある。
スラップ奏法は高度な技術を要するので、初心者はピック奏法かツーフィンガー奏法から始めるのベストです。

ツーフィンガー奏法
人差指と中指で弦を弾く方法でベース独特の奏法です。自身の指で弾くので強弱のニュアンスがつけやすい。丸くて柔らかい音が出せる。ポップス・バラードにあう音質。

ピック奏法
ピックで弾く方法で、指弾きにくらべて固めのサウンドです。力強くてキレのいい音が出せて、スピードの速い曲を弾くのに向いています。